活動概要

活動全般

　海洋安全保障に関する調査研究活動を推進するとともに、海上自衛隊への協力支援や先人の慰霊顕彰などの幅広い活動に取り組んでいます。

海洋安全保障思想の普及活動

　１９年度から「海上自衛隊発足以降の苦心の足跡の収集」を実施し、これまでに「海上自衛隊苦心の足跡第１巻射撃」「第２巻総会」「第３巻回転翼」「第４巻水雷」を刊行しました。また、水交会研究委員会において纏めた政策提言（「島嶼防衛のあり方」－法的側面からの提言－）を防衛大臣等に提出し、現在もフォローアップに努めています。さらに、研究委員会委員及び会員の方々の研究成果を水交誌に掲載して海洋安全保障思想の普及に努めております。

　この他に、定例講演会／各種セミナーを実施しています。また、季刊誌「水交」を年４回発刊するとともに、旧海軍関係者の資料を纏めて出版しています。以上の活動の他に、少し変わった活動として、マスコミの取材等に対しても協力しています。

　写真は、映画「永遠の０」の撮影現場での一コマです。OB会員の知識・経験及び水交会所有の海軍関係資料が迫真の映画作りに一役買っています。

海上自衛隊に対する支援

　海上自衛隊の行う教育／訓練や、諸活動に対する激励品の贈呈、派遣部隊の見送り／出迎え並びに義捐金の贈呈等を通じて応援しています。

慰霊顕彰・遺族支援

　旧海軍及び海上自衛隊関係の慰霊祭に参列し、慰霊顕彰活動を行っています。また、海上自衛隊殉職隊員の遺族会「わだつみ会」への支援も行っています。

その他の活動

　以上の諸活動の他に、会員相互の親睦を図るために各支部において様々な行事を企画し会員相互の親睦を図ると共に、地域社会活動に対する参加並びに国内外の関係団体との交流を図っています。また、原宿にある「水交会」本部には「クラブ水交」があり、会合や会食等が可能になっています。