呉水交会

役員等
会 長
 勝山 拓
副会長
 竹川 和登
幹事長    佐藤 正志
連絡先

〒737-0028

呉市幸町6-15

呉水交会事務所

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新鋭潜水艦「じんりゅう」初入港出迎え

呉 じんりゅう入港1 呉水交会(会長:勝山拓、会員562名)は、3月28日(月)呉に初入港した最新鋭の潜水艦「じんりゅう」(艦長:梅原淳2等海佐)出迎え行事に、勝山会長ほか水交会会員25名が参列した。

 この日は潜水艦乗員の憩いの場所でもある串山公園の桜もほころぶ穏やかな陽光の下、呉音楽隊の演奏もあって華やかな雰囲気の中で「じんりゅう」は定刻10:00にS‐3バースに粛々と接岸した。接岸後の乗員のきびきびした係留作業後、入港歓迎式典が行われた。

 梅原艦長が池田徳宏呉地方総監に「入港終わり、人員、機器異常なし。」と力強く報告した後、池田呉総監及び呉市長代理明岳周作副市長から「じんりゅう」歓迎の辞があり、その後、明岳呉副市長、石崎元成呉市議会議長、大之木省捷太郎呉商工会議所副会頭、勝山呉水交会会長、竹中勝義隊友会呉支部長から艦長、幹部代表、先任伍長、海曹及び海士代表へそれぞれ花束が贈呈された。

 式典終了後、梅原艦長から呉水交会に対し、「水交会の皆様出迎えありがとうございます。」と謝辞をいただき、梅原艦長とともに記念写真に納まった。「じんりゅう」の早期戦力化を念願し、会場を後にした。

 なお、本行事には春休み期間中ということもあり、小学生連れの乗員ご家族の方がたくさん参加されており、厳粛な中にもアットホームな感じを受けるほのぼのとした式典であった。

(写真:内海常務幹事 文:木津副幹事長)

新年互礼会今年も大盛況 講演会講師は中畑前練艦隊司令官

 呉280117新年互礼会1呉水交会(会長:勝山 拓会員562名)は、1月17日(日)クレイトンベイホテルにおいて講演会及び隊友会呉支部との合同新年互礼会を開催した。 当日は、あいにくの雨にもかかわらず、来賓80名会員等175名合計255名が参加した。

 講演会は講師の前練習艦隊司令官(現防衛監察本部監察官)中畑康樹海将補を講師に招き、「平成27年度遠洋練習航海を終えて」という演題で、まず初級幹部海上実習の目的と遠洋練習航海の目的、行動の概要、編成と人員について述べた後、本題に入った。

 行動の概要は、5月21日(木)晴海を出港後、北米西海岸経由パナマを経て、コロンビア、ホンジュラス、ドミニカ共和国、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンを歴訪の後、海上自衛隊として初呉280117新年互礼会3めてとなるマゼラン海峡を通峡し、以後、チリ、ペルー、ニカラグアと南米及び中米太平洋側を北上するいわば時計回り南米一周コースで、10月27日(火)帰国までの所要日数160日、12カ国(16寄港地)訪問の航海であった。編成と人員は「かしま」、「やまぎり」、「しまゆき」の3隻で、人員は約700名そのうち実習幹部は169名(女性18名を含む)であった。 今回の遠洋航海の特徴は、「日本・中米5カ国外交関係樹立80周年」として、グアテマラのプエルトケツァル、ホンジュラスのプエルトコルテス、ニカラグアのコリントに寄港したこと、「日本・ブラジル外交関係樹立120周年」として、レシフェ、リオデジャネイロ及びサントスに寄港し、各訪問地で熱烈歓迎を受けたこと、特に外交関係樹立80周年のグアテマラ、ホンジュラス及びニカラグアには一世の方が存命されており、渡航当時の苦労話は涙なしには聞くことができなかったこと。そして今回の遠洋航海の呉280117新年互礼会4最大の特徴である「海上自衛隊として初めてマゼラン海峡を通峡したこと」については、「水交平成28年新春号」に詳述されているところであるが、昨年2月に首席幕僚等が寄港地事前調査のためチリを訪問し、現地海軍と調整を行う等、事前の準備を出国前から入念に行い、8月23日から24日にかけて真冬のマゼラン海峡を通峡、通峡前に太平洋側で発生した2つの低気圧を避けるため、チリ海軍パイロットがリコメンドする12ノット航行でパタゴニア水道経由太平洋に出る案ではなく、最狭部3箇所は15ノット、その他の水道内は21ノットの高速で航行する海自案を選定し、無事太平洋に抜けた状況を沿岸の氷河やGPSの表示する南緯53度54・8分等の写真を活用し、説明された。 今次遠洋練習航海は、海上自衛隊初となるマゼラン海峡通峡を含め、実習幹部の心にいつまでも残るものと推察する。

 引き続き行われた新年互礼会は開会の冒頭に日本舞踊花柳流名取花柳比呂遥様が初春の舞「梅」を披露し、華を添えた。 全員で「国歌」及び「一月一日」斉唱の後、今年度主担当の竹中隊友会呉支部長が主催者あいさつを行い、寺田稔自民党国会対策委員会副委員長、小村和年呉市長、神津善三朗呉海上自衛隊後援会会長(呉商工会議所会頭)、池田徳宏呉地方総監が来賓祝辞を述べた。勝山呉水交会会長の乾杯の発声により互礼会が開始された。 今年も250名を越える参加者を得て、会場は終始新春の華やかな雰囲気と高揚感に包まれていた。

 中締めはまず呉市議会議員7名が壇上に上がり、石崎呉市議会議長の発声により万歳三唱、そのお返しに参加先任伍長6名が登壇し、高石呉地方隊先任伍長の発声で万歳を三唱、会場の雰囲気が最高潮に達したところで、名残を惜しみつつお開きとなった。

(文・:木津副幹事長 写真:大倉幹事)

 

呉教練習員持久走競技を応援

 呉280122持久走応援呉水交会(会長勝山拓)は、隊友会呉支部有志とともに1月22日(金)呉教育隊(司令1等海佐井上喜文)で実施された第364期練習員課程の持久走競技を応援した。

 呉水交会は、海上自衛隊支援の一環として昨年度から呉教育隊の練習員課程等学生に対し激励賞を贈呈しており、一度は実際に教育入隊中の練習員の生の姿を見分し、激励賞贈呈の資にしようとの発案から計画・実施されたもの。練習員激励の機会を知った隊友会呉支部有志も駆け付け、いっしょに応援した。 当日は、前日までの強風と底冷えの寒さが信じられないような晴天無風という絶好のコンディションの下、14:00呉教副長大園2佐の号砲一発、一斉にスタートし、総員無事完走した。競技は司令井上1佐自らも参加しており、練習員の若さ溢れる力一杯の走りと、順位は問わず若い練習員に勝るとも劣らぬ司令の力走振りに感動し、応援者一同爽やかな気分となった。

 2月16日(火)には巣立っていく第364期練習員の更なる飛躍を祈念しつつ、呉教育隊を後にした。(文:副幹事長兼事務局長 木津忠則 写真:川西副会長)

 

 

呉水交会勝山拓会長 呉地方隊隊員に講話「海軍からの伝統の継承」

 呉280215勝山会長講話勝山拓呉水交会会長は、平成28年2月15日(月)、からす小島体育館において、海上自衛隊呉地方隊の幹部自衛官、2級以上の事務官、先任伍長、上級海曹及び希望する海曹士約420名に対し、演題「海軍からの伝統の継承」として、教養講話を行った。 なお、本講話には呉在籍部隊の指揮官や隊員も多数参加した。

 講話は、勝山会長ならではの切り口で、海軍に存在した、継承すべきではない悪しき伝統や不始末も紹介しつつ、日清・日露戦争や第一次世界大戦で任務を達成した先人の功績とその後の教育訓練の中で培われた海軍の伝統について講演した。 冒頭、スマホを片手に周囲に無頓着な若者を例えに「左警戒、右見張り」についての重要性を紹介、会場を和ませながら講話は進められた。 講話の趣旨は、海自の艦艇(部隊)は、海軍で言えば艦長と下士官・兵の距離が近い駆逐艦の世界で醸成された伝統を主として継承しているとし、艦では乗組員一人一人に配置や任務が与えられており、一人でも任務を疎かにすると艦は只の鉄屑となってしまうので、艦長はそのことをわきまえ、時に厳しく時におおらかに部下を指導し、ユーモアや冗談が通じるなど艦内の風通しを良くし、乗組員の一体感醸成に努めたこと。 乗組員も艦に対する帰属意識は極めて高く、艦がわが住処で帰艦する際は家族等に「艦に帰る」と云うような一蓮托生の世界であったこと。 戦場においては、透徹した使命感で艦を指揮した艦長、ひたすら自分の技量の発揮に努めた下士官や自分一人だけ卑怯者といわれたくない一心で戦った水兵のこと。など事例をあげて紹介し、このような海軍の伝統が精強な海上自衛隊の部隊錬成の原点になっているとして、これらの伝統を継承してもらいたいという内容であった。

 また伝統については、進化していくものであろうが、元の由来を理解しておくことが重要であると述べ、海自の金曜日のカレーを例に挙げ、元々は艦内の清潔・整頓を保つため毎週土曜日は大掃除が定番で、調理室も大掃除のため昼食準備ができず、前日にあらかじめカレーを作っておき、昼食に出していたことを紹介した。

 護衛艦の士配置から、水雷長、航海長、砲雷長、艦長、隊司令、群司令、練習艦隊司令官、護衛艦隊司令官、自衛艦隊司令官を歴任され、現場の雰囲気を十分に把握された講師の講話に参加者は聞き入っており、海上自衛隊勤務の今後の資となるものと感じた次第である。