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下総教育航空群初飛行行事で激励
去る1月7日(火)、下総水交会の河野美登会長他役員の野村勉幹事長、野中真紀幹事、飯田誠一幹事の4名は下総教育航空群の初飛行行事に参列し部隊を激励しました。
なお、初飛行行事には下総水交会の他、千葉県隊友会、千葉県海上自衛隊OB会、第3術科学校校友会及び翼の会からも参列いたしました。
当日は、曇り空で寒さが厳しい日でしたが、隊員は9時半に基地内の格納庫内に総員集合し、群司令井上竜三1等海佐から年頭の訓示が行われました。
訓示に引き続き、第203教育航空隊司令林和昭1等海佐から群司令に対し飛行作業開始の報告があり、各搭乗員及び整備員は駆け足で所定の位置に向かい飛行作業の準備に入りました。
所定の点検を終えたP-3C型航空機2機はエンジンを始動後、隊員一同に加え参列した下総水交会会員他協力団体会員の前を滑走路に向かって堂々と通り過ぎていきました。この間、参列した下総水交会員は下総水交会の旗を大きく振りながら飛行作業に向かう航空機を見送るとともに搭乗員たちを激励しました
肌を刺す寒風の中、凛とした態度で整列する隊員、飛行作業に臨む搭乗員、整備員たちを見てそれぞれの部隊の任務達成と航空安全を祈るとともに海上自衛隊に対する支援の思いを強くした一日でした。
また、他の協力団体とも自衛隊の支援という思いの絆を深めることができました。(下総水交会 野村幹事長 記)
下総航空基地慰霊碑清掃について
下総水交会(会長 河野美登)は、10月27日(日)、千葉県隊友会(沼南支部)と共同で下総航空基地の慰霊碑清掃を実施しました。この慰霊碑清掃は、慰霊顕彰事業として、下総航空基地殉職隊員追悼式の数日前に毎年計画しているものです。
参加者は22名で、下総教育航空群司令部首席幕僚 糸瀬1佐、監理幕僚 浅野3佐、広報室長 京極1尉の方々にも参加して頂き、午前9時から慰霊碑周りの雑草の除去及び慰霊碑前広場の枝葉等の集積を実施しました。
この日は、曇天模様の天気でしたが、参加者は下総水交会のチョッキを着用し、心地良い汗を流しながら清掃作業を実施しました。
下総航空基地慰霊碑は昭和42年に建立され、飛行訓練中などで殉職された34柱の御霊が奉られており、慰霊碑清掃を通じて、御加護を賜っている御霊への感謝と下総航空基地の安全祈願成就に繋がればと、参加者一同思いを新たにしたところであります。
参加者の手際の良い作業により、午前10時半頃に慰霊碑清掃を終了し、野中真紀幹事が持参した花束を慰霊碑に献花し、作業参加者総員で黙祷を捧げました。
また、参加者総員で自己紹介及び近況報告を行い、最後に慰霊碑前にて、集合写真を撮りました。
下総水交会では、御霊への慰霊はもとより、本慰霊碑清掃が隊員の諸作業軽減に少しでも役立てばとの思いにたって、今後とも慰霊顕彰活動として慰霊碑清掃を続けていきたいと考えております。(下総水交会 事業幹事 三浦洋 記)
観艦式、木更津岸壁支援隊を激励
下総水交会の河野美登会長、野村勉幹事長、野中真紀幹事、小笠原正典幹事、飯 田誠一幹事の 5 名は、去る 10 月 7 日(月)、令和元年度観艦式に伴い、木更津港から 出航する艦艇の支援に当たる岸壁支援隊(航空補給処等の隊員で編成)を激励しま した。
当日は曇り空のもと小雨交じりの中ではあ りましたが、予定通り掃海母艦「うらが」及び 護衛艦「いかづち」「むらさめ」の 3 隻が木更 津公共埠頭に入港しました。
17 時 30 分から木更津市主催の入港歓迎行事 が行われることもあり、下総水交会は入港作業が落ち着いた 17 時から岸壁支援隊が整列する 中、岸壁支援隊指揮官の航空補給処長 白坂政秀 1 佐に対し、下総水交会の河野会長から激励を行いました。
河野会長は、激励にあたり、「観艦式は海上自衛隊として日頃の訓練の成果を見て いただく大事な機会であると同時に、国民の皆さんと隊員が接する数少ない機会で もあります。乗艦者の案内等、岸壁で支援に当たる隊員の皆さん一人一人のきびき びした態度動作が海上自衛隊に対する信頼感に繋がるので、来場者が満足して帰ら れるよう頑張って下さい。」と挨拶し、岸壁支援隊指揮官の白坂 1 佐からも、お礼と 観艦式支援に対する力強い決意の言葉が述べられました。
河野会長他激励会参加幹事は、その後に実施された入港歓迎行事にも下総水交会 の代表として他の協力団体とともに参加し、行事終了後は掃海母艦「うらが」艦内の 研修を実施しました。
観艦式に合わせたように台風 19 号の襲来が心配された中ではありましたが、木更 津港に停泊した威風堂々たる 3 艦を目の当たりにし、下総水交会としてあらためて 海上自衛隊に対する支援への思いを強くした激励会でした。(下総水交会 野村 記)
VP/TACCO学生が実戦部隊に飛び立つ
平成31年2月13日(水)1530から下総教育航空群において、第3001期実用機操縦士(VP)課程及び第2901期戦術航空士(TACCO)課程の修業式が行われました。
修業したのは、VP課程が9名で全員が航空学生、TACCO課程が10名で8名が幹部、2名が航空学生でした。TACCO課程のうち3名(幹部1・航空学生2)は、小月又は徳島における操縦士課程でエルミネートされたものの、TACCOならば能力十分と判断され、途中からTACCO課程に編入されて今回めでたく修業できたということです。海自航空部隊にとっては初めての試みだということで、少子化時代に有効に人材を活用する人事教育施策として、まことに素晴らしいことだと思います。
来賓として下総基地協力会会長・秋山柏市長、下総基地後援会(翼の会)・林会長、千葉県自衛隊家族会・渡邊会長、航空学生父兄会・上條会長、柏市議会・阿比留議員(航空学生OB)、下総水交会から河野会長が、部内からは教育航空集団司令官西海将、航空集団司令官代理・第21航空群司令小俵海将補、第3術科学校副校長猪森1佐、小月教育航空群司令井上1佐、徳島教育航空群司令今泉1佐等が参加しました。
修業した学生の多くは、P-3Cを運用する八戸(2空)、鹿屋(1空)、那覇(5空)への配属となっていましたが、今期学生から初めてP-1を運用する厚木(3空)にTACCOの2名が配属となっていました。
1700から基地内厚生センターで修業学生計画の謝恩会が催され、修業学生の家族を含め多くの関係者が、真新しいウイングマークを胸にした修業学生を祝福しました。一人一人に対する教官のユーモアを交えた辛口寸評、学生自身の一口コメントなどが披露され、小月・徳島・下総のそれぞれの基地でながい間の厳しい訓練を見事に克服した喜びと誇り、これからの第一線部隊勤務を前にした抱負などが語られ和気あいあいとした謝恩会でした。
下総水交会からは、厳しい訓練を全うした修業学生に敬意を表し、水交会特製のボールペンを全員に贈呈し、海上自衛隊退職後はぜひ水交会に入会することをお願いしました。
平成30年度千葉県自衛隊殉職隊員追悼式
平成30年11月10日(土)、陸上自衛隊下志津駐屯地において、平成30年度千葉県自衛隊殉職隊員追悼式が行われ、下総水交会から河野美登会長が参加しました。
追悼式は、陸上自衛隊高射学校長兼下志津駐屯地司令の木口雄司陸将補を執行者として県内の陸海空部隊指揮官が最先任上級曹長・先任伍長等とともに参加、森田健作千葉県知事、秋本真利・宮川伸・奥野総一郎各衆議院議員、他国会議員代理、四街道市長、市議会議員、自衛隊家族会、千葉県隊友会、偕行会、下総水交会、郷友連盟ほか120名を超える来賓の参加を得て、駐屯地内の体育館で行われました。
遺族は18名の方が参加されましたが、なかには50年以上前の殉職隊員の遺族も参加しておられ、遺族にとっては何年が経過しようとも当時の無念な思いは消え去るものではないということを、あらためて認識させられました。
木口駐屯地司令の追討の辞のあと、森田千葉県知事、渡邊千葉県家族会会長がそれぞれ追討の辞を述べられ、参加者全員が献花したあと、最後に石井義幸自衛隊千葉県遺族会会長が謝辞を述べられて追悼式は終了しました。
その後、写真撮影、追討会食が行われ、西成人教育航空集団司令官が千葉県在住部隊の再先任指揮官としてあいさつをされました。
平成30年度館山航空基地慰霊・追悼式
平成30年11月9日(金)、館山航空基地の殉職隊員慰霊・追悼式が行われました。
執行者は第21航空群司令小俵和之海将補。来賓として、金丸館山市長、三沢県議会議員、榎本館山市議会議長他市議会議員、歴代航空群司令、千葉県隊友会、館空会(館山基地OB会)、千葉県自衛隊家族会館山支部、館山ボリューム会、勝浦市・鴨川市自衛隊協力会などから70名にもおよぶ多くの参列者がありました。
水交会からは藤田前会長、下総水交会河野会長及び日向幹事(歴代群司令)が参加しました。今年の追悼式に遺族の参列者はありませんでした。
館山基地では、昭和40年から平成7年までに5件の航空事故があり、11名の殉職者が慰霊碑に祀られています。追悼式では、事故の概要と殉職した隊員一人一人の名前が紹介され、その後総員で黙祷をささげました。
朝から小雨が降りつづけていて、慰霊碑の前にはテントが張られていましたが、追悼式開始直前に雨は止み、式典中は陽が射すほどでした。式典後の会食が終わって帰途につくころに雨は再び振りはじめましたが、つくづく天候にめぐまれた追悼式でした。
平成30年度下総航空基地殉職隊員追悼式
平成30年10月31日(水)1100から、平成30年度下総航空基地殉職隊員追悼式が行われ、河野下総水交会会長が参加しました。
執行者は下総教育航空群司令福島博1等海佐、部隊側参列者として西成人教育航空集団司令官、伊藤秀人第3術科学校長の他、在下総の隊指揮官等が参列しました。またかつて下総基地在籍時に、航空事故で殉職者を出した第3航空隊司令及び第51航空隊司令も、先任伍長とともに参列しました。ご遺族は家族5名が参加されました。他の来賓として、事故に遭遇した第51航空隊P2Vー7の僚機機長だった深野様(幹候8期)、東ネプチューン会会長、小渕千葉県隊友会会長、市川3術校校友会会長、阿比留柏市議会議員が参加しました。
下総基地では基地開設以来、航空事故、地上事故を合わせ計34柱の殉職隊員が祀られています。
追悼式終了後、幹部食堂でご遺族・来賓を囲んで会食・懇談が行われました。懇談のなかで、第1次南極観測隊に参加されたご遺族(89歳)がおられ、樺太犬のタロとジロを南極に置き去りにせざるを得なかったときの貴重なお話を伺うことができました。
下総航空基地慰霊碑清掃
下総水交会(会長河野美登)は、10月28日(日)千葉県隊友会と共同で下総航空基地の慰霊碑清掃を実施した。この慰霊碑清掃は、慰霊顕彰事業として、下総航空基地殉職隊員追悼式の数日前に毎年実施しているものであり、慰霊碑周りの雑草の除去及び慰霊碑前広場の落ち葉の集積等を実施した。
参加者は21名で、下総教育航空群司令部監理幕僚 浅野3佐も加わり、午前9時から清掃作業を開始した。この日は天候に恵まれ、参加者は心地良い汗を流しながら清掃作業を実施した。
下総航空基地慰霊碑は昭和42年に建立され、飛行訓練中などで殉職された34柱の御霊が奉られている。慰霊碑清掃を通じて、御加護を賜っている御霊への感謝と下総航空基地の安全祈願成就に繋がればと、参加者一同思いを新たにしたところである。
参加者の手際の良い作業により、予定どおり慰霊碑清掃を終了し、慰霊碑前にて、記念写真撮影を実施した。
下総水交会では、御霊への慰霊はもとより、本慰霊碑清掃が隊員の諸作業軽減に少しでも役立てばとの思いに立って、今後とも慰霊顕彰活動として慰霊碑清掃を続けていきたいと考えている。
(事業幹事 三浦 洋)