下総支部

下総水交会

役員等

会 長 野村 勉
副会長 伊東 健一
副会長 小野原 正信
副会長 松元 和彦
幹事長 重岡 康弘

連絡先

〒300-1412
 茨城県稲敷市柴崎180
 野村 勉 気付
 TEL:090-4621-6555

(会員登録関連)
 総務幹事 三木隆行
 TEL:080-2050-7441
 mail:vmikiv[@]docomo.ne.jp

海軍七勇碑の慰霊清掃奉仕に参加

 下総水交会(会長 野村 勉)は、令和6年11月27日(水)、晩秋の清々しい青空の下、「殉難の碑を守る有志の会」(代表世話人 丸山光則氏)が実施する「嗚呼海軍七勇殉難の跡碑」(船橋市大穴北)の清掃奉仕に会長以下3名が参加しました。

 この碑は、昭和17年11月27日、海軍木更津航空基地を訓練のため離陸した一式陸攻が船橋市大穴北の上空で天候急変により墜落、搭乗員7名が殉職されたことを悼み、当時、付近の住民により建立されたものです。

 「殉難の碑を守る有志の会」は、殉職された御霊に感謝と敬意を込めて、毎年2回清掃奉仕を実施しており、同会の志に賛同し下総水交会としても参加することにしております。

                             (下総水交会 会長 野村 勉 記)

下総航空基地慰霊碑清掃

 下総水交会(会長 野村 勉)は、11月16日(土)、千葉県隊友会(沼南支部、柏支部)と共同で下総航空基地の慰霊碑清掃を実施しました。この慰霊碑清掃は、慰霊顕彰事業として、下総航空基地殉職隊員追悼式の数日前に毎年実施しているものです。

 参加者20名は、基地入門後、下総教育航空群司令(1等海佐 尾畑 典生)をはじめとする司令部隊員の方々の出迎えを受け、午前9時から、下総水交会会長及び群司令のお言葉を頂いた後に清掃作業を開始しました。

 この日は、前日の雨も上がり、清々しい秋空の下での作業となりました。慰霊碑周辺の芝生境界線の切り揃え、雑草及び枝葉の除去集積を実施しました。
 参加者の手際の良い作業により、午前10時頃に慰霊碑清掃を終了し、野中真紀幹事が持参した花束を慰霊碑に献花し、総員で拝礼しました。

 下総水交会では、御霊への慰霊はもとより、本慰霊碑清掃が隊員の諸作業軽減に少しでも役立てばとの思いにたって、今後も慰霊顕彰活動として慰霊碑清掃を続けていきたいと考えております。
 また、慰霊碑清掃を通じて、御霊への感謝と下総航空基地の安全祈願成就に繋がればと、参加者一同思いを新たにしたところであります。

                             (下総水交会 事業幹事 三浦 洋 記)

下総航空基地開設記念行事に参加

 令和6年10月25日(金)、下総航空基地開設65周年記念行事が挙行され、下総水交会は、野村会長以下多数の会員が参加しました。
 行事は、自衛隊と地元協力会「翼の会」が共催し、記念式典と午餐会が盛大に執り行われました。当日は、朝から小雨模様でしたが開催前には雨も止み、地元の国会議員、県議会議員、柏市長等、歴代の教育航空集団司令官や第3術科学校長、各協力団体の長等が参列、野村会長も来賓として参列しました。
 式典に続きP-1による飛行展示が初めて行われ、低速飛行の機動性を発揮した飛行は会場を大いに沸かせておりました。午餐会は、新設された武器整備場の建屋内において、野村会長による乾杯の発声で盛大に開始され、隊員が調理したオードブルや下総カレー等が振る舞われ、指揮官及び来賓による縁起物の鏡開きも行われ、会場を盛り上げていました。
 久々に出会うOB同士や現役隊員との会話も大いに弾み、瞬く間にお開きの時間となり、改めて隊員に感謝をし、益々の活躍を祈念して懐かしい基地を後にしました。(下総水交会 総務幹事 杉山 学 記)

下総水交会 野村会長による乾杯あいさつ

木更津地区部隊等研修

 下総水交会(会長 野村 勉)は9月20日(金)、厳しい残暑が続くなか、会員22名が参加し、木更津地区の部隊等研修を実施しました。

 はじめに研修した航空自衛隊第4補給処木更津支処は、航空自衛隊の部隊で使用する航空機支援器材、車両、救命装備品、燃料油脂、施設器材及び需品等の保管業務等を行うことを主任務としており、今泉司令以下職員の方々から創立70周年を迎えた航空自衛隊の概要や木更津分屯基地の歴史、支処の業務等に関する説明を受けた後、旧海軍が建設した格納庫を活用した自動化された補給倉庫の見学を行いました。

 次に研修した海上自衛隊航空補給処では、8月1日に着任されたばかりの田中処長以下職員の方々から平成28年に完成した新庁舎において現状説明を受けた後、平成24年に完成した新しい補給倉庫と旧海軍から引き継いだ古い補給倉庫を見学しました。倉庫では、異常な暑さが続く中、冷房がない状態でありながら、黙々と勤務する隊員を目にし、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 また、航空補給処では、「海軍割烹参考書」に掲載されていた「フーカデンビーフ」を復刻し、カレーとマッチさせた「フーカデンビーフカレー」を木更津の新たなご当地グルメとして全国に発信し、地域活性化を図る木更津市や同商工会議所の事業に協力しているとのお話も伺いました。 

 なお、「フーカデンビーフカレー」に関する情報は、木更津商工会議所の運営するウェブサイト「木更津「海自」フーカデンビーフカレー」(https://sites.google.com/view/feucaden/beefcurry)でご覧になることができます。

 最後に研修した第1ヘリコプター団では、航空資料館において部隊の概要説明を受け、館内において、旧海軍航空隊や陸上自衛隊航空部隊に係る資料や展示機V-107バートルなどの見学を行った後、格納庫地区へ移動し、暫定配備されているV-22オスプレイの機内外及びコクピットの見学を行い、海自自搭乗員や整備員であった会員にとっても極めて得難い、貴重な機会を得ることができました。

 参加した会員は、木更津地区に所在する陸海空自衛隊の歴史や現状について知見を深めるとともに、種々の補給倉庫の違いを確認し、最新の航空機を研修する機会を得ることができ、今回の研修にご協力いただいたすべての方々に感謝し、大いに満足した様子で最寄りの巌根駅をあとにしました。                            (下総水交会 会計幹事 飯田 誠一 記)