令和5年度大東亜戦争全戦没者合同慰霊祭

 令和5年7月8日(土)、31度まで気温が上がったものの、時折境内を吹きぬける風に救われた靖国神社において、令和5年度大東亜戦争全戦没者合同慰霊祭が斎行され、水交会から徳丸事務局長ほか1名が参列しました。

 本慰霊祭は、水交会が16の特別会員の一つとして参加している公益財団法人大東亜戦争全戦没者慰霊団体協議会が主催して、毎年7月の第一土曜日に斎行されています。

(同協議会には、他に正会員39団体、関連6団体が参加しています。)

 式典は、正午に開始され、トランペットの伴奏による国歌斉唱、修祓の儀、献饌の儀、祝詞奏上と神儀が進められました。

 次いで山下 輝男 協議会理事長が、参加諸団体を代表して祭文を奏上し、慰霊諸団体と連携して戦没者慰霊事業に努力することが誓われました。

 その後、奉納演奏が行われ、世田谷男性カルテット「ガバーガバ」による「夏の思い出」「椰子の実」の合唱、トランペットによる「同期の桜」の演奏、そして最後にトランペットの伴奏により参加者全員で「海ゆかば」を斉唱しました。

 その後、参列者一同昇殿参拝し、慰霊祭式典を終了しました。

 引き続き、靖國会館に場所を移し直会が行われました。直会においても「ガバーガバ」による合唱が披露されましたが、その際リーダーの男性がお母様のお腹にいるときにお父様が先の大戦で犠牲になられたことが紹介されました。リーダーは、生まれてから毎年、お母様と靖國に参拝に来られているとのことでした。歌に力が込められている理由が分かりました。