東郷神社境内霊社「海の宮」春祭が斎行されました

 3月19日(火)これまでの暖かさから一転して、寒い北風を感じる中、東郷神社の境内霊社「海の宮」の春祭りが斎行され、村川専務理事等が参列しました。「海の宮」は昭和47年(1972)に東郷神社境内に完成した祖霊社(祖先の御霊を祀るお社のことを指し、主に神職・総代・氏子・崇敬者等の御霊がお祀りされています。)で、東郷神社ご祭神関係者、同崇敬者、海事万般関係者の関係団体、あるいは遺族の希望によりその霊が斎祀されています。海上自衛隊関係者も、希望されればこの「海の宮」にお祀りされることも可能です。海軍関係者等1万以上の御霊が祀られております。また、この海の宮とは別に、東郷神社では江の島に新たに開いた海が見える納骨堂(合祀墓)の受付をしております。宗派にかかわらず、継承者不要で、生前予約可能とのことですので、毎日祈りを捧げて頂ける「海の宮」は、海を生業の場としていたものとしては、一つの選択肢ではないでしょうか。この春祭にはコロナ禍前には200人を超える方が参列されていましたが、海軍関係者が激減する中、今回は40名程度の参列でした。

 福田宮司による祝詞奏上に続いて参列者全員が玉ぐし奉納を行い、滞りなく斎行されました。