第11回海洋安全保障シンポジウム開催のお知らせ
日時:12月17日 1500~1700
場所:笹川平和財団ビル11階国際会議場またはオンライン(YouTube)配信
参加費無料
お申し込みはこちら第11回海洋安全保障シンポジウム「我が国の海洋安全保障の未来―海洋状況把握(MDA)の課題―」 | イベント情報 | 海洋政策研究所 – 笹川平和財団
第11回海洋安全保障シンポジウム
「我が国の海洋安全保障の未来―海洋状況把握(MDA)の課題―」
水交会および笹川平和財団海洋政策研究所では、海洋安全保障に係る調査研究活動の一環としまして、毎年「海洋安全保障シンポジウム」を開催しております。これは海上防衛の現場での実務経験を有する現職自衛官や水交会会員と海洋安全保障分野で活躍する研究者とが同じテーマで忌憚なく議論を行うユニークなシンポジウムです。
さて、2001年に発生した米国同時多発テロ事件を契機として、関係政府機関の連携を強化し、国の防衛、安全、経済、環境に影響を与える海洋に関する事象を効果的に把握することを目指した海洋状況把握(MDA)が提唱されてから、約20年が経過しました。この間、MDAの対象や期待は拡大し続け、2023年に閣議決定された我が国の海洋基本計画において、「海洋状況把握(MDA)の能力強化」が重点施策の一つとして位置付けられるに至りました。また、MDAの具体的な方向性を示した「我が国の海洋状況把握(MDA)構想」が閣議決定されるなど、具体的な取り組みが強化されつつあります。
そこで、今回の海洋安全保障シンポジウムでは、海洋における情報収集の重要性が世界的に増すなか、各国が国を挙げてMDA体制の確立に注力している現状を踏まえ、我が国におけるMDAの現状や課題を把握するとともに、将来の様相を展望し、有すべき開発・運用の態勢や機能などについて議論します。
海洋安全保障問題に関心の深い皆様方に積極的なご参加を賜りたく、下記のとおりご案内申し上げます。なお、詳細につきましては、下記連絡先までお問い合わせ下さい。
お申し込みについて
今回のイベントでは「会場参加」と「オンライン参加」からお選びいただけます。
ご希望の参加方法に基づき、12月16日(月)23:59(JST)までに本ページから事前にお申込みください。
「会場参加」でお申込みいただいた方は当日会場にお越しください。オンライン参加でお申込みいただいた方には、お申込受付のメールにてYouTube配信のURLをご案内いたします。
※ 申込受付メールが届かない場合、お手数をおかけしますが「迷惑メール」フォルダもあわせてご確認ください。
・お申込みの際、メールアドレスが正しく入力されているかをご確認ください。お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLを24時間以内にクリックし登録を完了してください。
・最後まで登録されておらず、イベント当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。
・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただくか、迷惑メールボックスをご確認いただきますようお願いいたします。また、ご入力いただいたメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。
・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
プログラム
15:00-15:05 | 開会挨拶 |
15:05-15:25 | 基調講演 |
15:25-16:55 | パネルディスカッション |
16:55-17:00 | 閉会挨拶 |
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登壇者
開会挨拶河野 克俊
水交会理事長(元統合幕僚長)
基調講演江川 宏
海上自衛隊幹部学校長
パネリスト落合 健
いであ株式会社外洋調査事業本部上席研究員(元海上自衛隊幹部候補生学校副校長)
パネリスト髙屋 繁樹
笹川平和財団経営企画部特任部長(元水産庁資源管理部漁業取締課長)
パネリスト後瀉 桂太郎
海上自衛隊幹部学校防衛戦略教育研究部戦略研究室主任研究開発官
パネリスト桜林 美佐
防衛問題研究家
モデレーター河上 康博
笹川平和財団安全保障研究グループ長兼主任研究員(元防衛大学校国防論教育室長兼教授)
閉会挨拶角南 篤
笹川平和財団理事長兼海洋政策研究所長