東郷神社秋の大祭・新嘗祭

 令和6年11月23日(土)に暖かく穏やかな陽気の中、東郷神社において実りの秋を祝う新嘗祭が行われました。

 春の初めの2月17日に、祈年祭(としごいのまつり)が行われ、その年の植え付け前に五穀の豊かな稔りが祈られ、そして本日の新嘗祭となりました。

 

 東郷神社宮司以下、関係者が所定の座につき、国歌斉唱・国旗掲揚に引き続き、祭典が斎行されました。

 

 収穫が神前に供えられたのち、東郷幼稚園卒業生による「浦安の舞」が奉納されました。卒業生の美しい舞には、参列者からの拍手がありました。その後、参列者代表による玉串奉奠が行われ、水交会からは河野理事長が代表しこれを行いました。

 

 実りの秋では、何よりも先ず収穫を神前に供え、感謝し、神と共に頂くのが新嘗祭です。新嘗祭とは「新しいご馳走」という意味です。この新嘗祭は戦後国民の祝日、勤労感謝の日となり、勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日になりました。

 世界的に食糧危機が叫ばれる中、私共は豊葦原の瑞穂の国と言われる日本の現状をよく理解し、いつまでも平和で実り豊かな国であることを願いつつ、神々への感謝を込めてお祭りを祝いました。