水交誌最新号主要記事紹介

最新号に掲載されている主要記事です。
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編集委員会

No651 平成30年盛夏号

                                                                                       

◆巻頭言 「提督達の遺稿(中村悌次資料)」の公開

 研究委員 佐々木孝宣

 研究委員会として、故中村悌次元海幕長(海兵67期)が幹部学校等で行った講義等を遺稿としてまとめ、水交会ホームページで公開することになった経緯やその概要、意義について紹介するもの。

 

◆外洋練習航海(飛行)における活動状況

 第1護衛隊司令 1佐 東 良子

 第1護衛隊の護衛艦「あきづき」と潜水艦「みちしお」によって実施された第70期飛行幹部候補生課程修業者に対する平成29年度外洋練習航海(飛行)の概要について紹介するもの。

 

◆第59次南極地域観測協力行動を終えて

  しらせ艦長 1佐 宮崎 好司

  砕氷艦「しらせ」による第59次南極地域観測協力行動の概要、特に近年は海氷が薄い反面、積雪が多くなっていることに起因する行動の困難性を紹介し、ノウハウの蓄積と継承の重要性について述べるもの。 

 

◆海軍の高杉晋作と呼ばれた男(第6回) 

 谷光 太郎

 「海軍の高杉晋作と呼ばれた男」石川慎吾少将の行動を追う連載の6回目(最終回)。海陸軍、政官界の長州系人脈を活用し、海軍きつての政治将校となった石川の開戦後の行動と関係者の評価、終戦後の石川の述懐を紹介し、結びとしている。

 

◆昭和12年軍艦「足柄」の訪欧(第5回)

 谷村政次郎 

 「軍艦『足柄』の訪欧」の足跡を追う連載の5回目。今回は英国ジョージ6世の戴冠式後行われた観艦式の模様、イギリス・ポーツマスからドイツ・キールへの移動、ラボエ慰霊塔への参拝、ラボエにおける日本の銀杏と靖國神社におけるヨーロッパ楢(アイヒエ)の植樹の経緯と顛末などについて紹介している。 

 

◆両大戦間における仏の対独姿勢 -タディエの場合-(第3回)

  水交会研究委員 鈴木 学

  「両大戦間における仏の対独姿勢」の連載の3回目(最終回)。当時のフランス首相ダラディエの言動に焦点を当て、英国首相チェンバレンの対独宥和政策に追随して戦争の道へと至った過程を検証するもの。最終回は、これまでの経緯をまとめ、評価している。

 

◆「五省」英語版の二つの疑問を追って(後編)

 高森直史

  「英訳された『五省』はアナポリスでも教育指針とされている」という伝聞情報の真偽、「意味が正しく英訳されているか」という2つの謎を追う連載の後編。今回は、五省英訳の経緯とバリエーションの紹介、海自幹部候補生学校が採用した英訳の適否について説明している。

 

◆高松宮宣仁親王殿下と墓所祭(第1回)

 慰霊顕彰援護委員会委員  樫村 保貞

  昭和天皇の弟君で海軍出身の最後の宮様であられた高松宮宣仁親王殿下のご生涯を振り返るとともに、その墓所祭を紹介する連載の1回目。今回は高松宮のご誕生から学習院時代、海軍兵学校時代の宮様のエピソードを時代背景とともに紹介する。

 

◆渉猟 世界の海軍 12  米海軍における軍法と懲罰

 岩崎 洋一

 世界の海軍を見渡し、時事などを紹介するシリーズの12回目。今回は、米海軍イージス艦の2件の衝突事故を背景に、米海軍における軍法と懲罰について解説している。

 

◆陰徳の人 故市來俊男様に捧げる

 市來会世話役代表 平間 洋一

 本年3月に逝去された故市來敏夫氏を追悼し、水交会における業績を紹介するもの。

 

◆山本連合艦隊司令長官は三国同盟反対の意見書を提出したか

 横谷 英暁

 山本連合艦隊司令長官が三国同盟に反対したことは有名であるが、三国同盟反対の意見書の提出、海軍首脳会議や近衛首相との会談における発言とされていることに関し、事実としての裏付けがあるか否かについて論考するもの。

 

 

◆その他